結果よりも、過程を重視したほうが合理的な事もある、かもしれない

結果よりも、過程を重視したほうが合理的な事もある、かもしれない

台風が来ているようで、室内にて作業がてらこの記事を書いています。

最近、ぼーっとしている時に、なんとも当たり前のようでいて意外と気づかない(?)事に気づいたんですが、それがタイトルの結果よりも、過程を重視したほうが…という事でして、

過程を重視したほうが合理的かあ…。

いや…。むしろ過程を重視したほうが、得てして合理的な事が多いのではないか。という思いに(最近)至りました。

まあ、しかしながらこの辺り、お前のその合理性っていうのがおかしいんだよ。と言われてしまうと、

『はい。そうです(汗)』となること必至ですが。

自分のここで言う合理性と言うのは、『お金の意味での利益だけでなく、目に見えない何かも利益では?』という場合です。

基本的に当店は、写真、文章などから、作品の梱包、果てはウェブサイト制作に至るまで、スタッフ含めた自分達で行っています。

いつも思う、または(ぼそぼそと)言ってしまっているのが、

『プロの人に頼めばもっと写真キレイなのになあ…』

『経験ある人に梱包頼めばもっとキレイなのになあ…』

『文章書くのが苦手過ぎる…助けてくれ…(汗)』

など。

例を上げたらきりがないんですが、最近は、むしろこれが良いんじゃないの、と思っています。

同じ作品が再入荷して写真を撮り直した時、同じお客さまがまたうちで作品を買ってくれて、荷物を梱包している時。

気づいたんですよね。

『前より良くなってるな』

という事に。

経験のある人や上手い人に頼めば、良い結果が得られるのは間違いないですよね。

もちろん、その時点で自分たちができること以上に良い結果を求めるべきケースもたくさんあると思います。

ですが、ヘタなりに、その時の最善を尽くし、そして次はもっと良くなるという経験は代えがたいものです。
それは目には見えないですが、お店の立派な資産なのではないかと思っています。

それは、過程を疎かにしてしまうと、かなわないことなのではないでしょうか。

どうでしょうかね。。

写真は、漆掻きをされている岡慶一さんの制作された、漆の木の植木鉢。

当店でのお取り扱いはないのですが、せっかくなので展示会の際に置かせていただきました。