益子陶器市 2017春 に行ってきました
2017 年のゴールデンウィークに、益子陶器市に行ってきました。
いつものことですが非常に盛況で、たくさんのお客さんが器を見に来ていました。
自分は、二日目に行ったんですが、最終日に行った友人曰く、
『最終日もかなり混んでたよ』
とのこと。
道すがら、お蕎麦を食べました
当日は、5時起きして東京から電車にのってきたので、お腹が空きます。
会場に着く途中でそばを食べました。
食べているすぐ横で、(実演?)蕎麦をうっていました。
益子に住んでいる子連れのお母さんに話しかけられたので、話しながら食べました。
十割蕎麦、おいしかったです。
原村俊之さん
原村さんにご挨拶。
制作していただいて入荷したばかりの作品が、既にほぼ売り切れてしまったので、追加の注文に関しての話を少し。
原村さん、なんでも写真が好きだそうです。
自分は撮るのは全くダメなんですが、見るのは好きなので、写真の話も。
ちなみに、原村さんの好きな写真家は、”アンリ・カルティエ=ブレッソン” と、”植田正治” とのこと。
自分も、どちらの人もかなり好き(ブレッソンは写真集を持ってます)で、なかなか盛り上がりました(笑)
こいずみみゆきさん
結構な数のお客さんが、作品を見られていました。
実際に作品を拝見すると、洋とも和とも言えない独特な雰囲気があってすごく良いんですけれども、その魅力を写真におさめるのがとても難しい!!
試行錯誤をして、なんとか、少しでもコイズミさんの作品の魅力を伝えたいと思っているところです。
町田裕也さん
埼玉県で、作陶されている町田さん、以前、ギャラリーが併設されている制作場にお伺いさせてもらったことがあります。
すごく広い場所で、大きな畑もあり、そこで野菜も作られていました。
周辺には自然もたくさんで、制作にはすごく適した場所だなと思った記憶があります。
最近、お子様が生まれたらしく(おめでとうございます!)、その話と、良さそうなイベント(にわのわ)の情報も教えてもらえました。
この黒のカップ。好きです。次の注文の際に、お願いさせていただこうかと思ってます。
川尻製陶所さん
益子で作陶されている川尻さんにもご挨拶。
最近、土から自分で配合をして制作をされているらしく、
『すごく面白いですよ』
と、おっしゃられていました。作品を拝見しても、どことなく前よりも、より土の感じが前に出てきていて、伸び伸びと自由に制作されている雰囲気が伝わってきました。
後藤奈々さん
上の写真は、男性向けにと制作してみた新作だそうです。
個人的には、かなり好きな感じ。
後藤さん、ヴィンテージの北欧の食器がお好きだそうで、作品を実際に見てみると、
なるほどなあ。と思えます。
繊細で、でも、料理を選ばないシンプルさがあります。
以前、話をした時には、陶器を焼く窯の調子が悪くて、どうしようかと悩まれていたんですが、新しく窯を購入されたそうです。
なんとなく、やっと一安心という感じがしました。
机上工芸舎 湯浅さん
陶芸家の星野友里さんと一緒に、机上工芸舎として活動されている湯浅記央さん。
いつもは、普段使いのカトラリー等を制作されているんですが、上の写真は、松本クラフトフェア用に制作したオブジェ?だそうです。
なんでも、松本クラフトフェアの運営の方が、そういったものを出してほしいと言われているらしいです。
すごくないですか!?
行ってみたいです。
フライパンもいつか取り扱わせていただきたいです。
伊藤亜紀さん
益子で制作をされている、伊藤さん。
いつもお客さんが多く来店されていて、あまりちゃんと話せていないんですが…
伊藤さんは、再生ガラスで作品を制作されています。
それが再生ガラスだからなのかどうかは分からないのですが、きれいな気泡はとても魅力的。ですが、華やかというよりも、その印象は素朴な感じです。
手に持ったときの馴染みもよく。使いやすい作品ばかりです。
民芸の提唱者、濱田庄司の旧邸
かなりの大きさです。家の中にも自由に入ることが出来ました。
浜田さんの家だったと思っているからなのか、趣のある感じがしました。
旧邸のとなりには登り窯が
益子焼と言えば!の登り窯が、すぐとなりにありました。
ここで、昔から現在に至るまで、数多くの作品が生まれているんですね。
会場からの眺め
見晴らしがとても良かったです。
民家を一望できました。
ちょっと寄り道。pejite さん
店内はとにかくおしゃれ。セレクトされている作品も素晴らしいものばかりでした。
少し調べてみたのですが、ここのオーナーさん、有名な仁平古家具店さんを運営されている方とのこと。
なるほど。どうりで。
益子駅からも近いので、陶器市にいくなら pejite さんも絶対にオススメです。
益子陶器市に行ってきて
作家さんの近況も聞くことができて、益子陶器市は自分にとって、また違った意味で貴重なイベントになってきています。
素敵な作家さんが一同に集まる益子陶器市は、うつわ好きの方には言わずもがな、そうでない方も一度は足を運んで見る価値のあるイベントだと思います。
このイベントをキッカケに、器が好きになったり、手づくりのモノが好きになったりする方もたくさんいるんだろうなと思いました。