新潟県で制作をされている陶芸家、後藤奈々さんの作品が入荷しています。
新潟県で制作をされている陶芸家、後藤奈々さんの作品が入荷しています。
以前、お話をした際には、北欧のヴィンテージ食器が好きな事や、新潟の冬は雪がすごくて大変。
など、のお話がとても印象に残っています。
ヴィンテージの北欧食器に関しては、パッとあたまに浮かぶ北欧地域の華やかなイメージとは少し違い、むしろ北欧の厳しい冬のイメージが浮かびます。
だからこそ、とても繊細な印象の作品が多い。
そのようなイメージが個人的にはあるのですが、後藤さんの作品たちにも、どこかそんな気配を感じる事ができます。
寒い、暗いということではなく、冬の雪のような真っ白で繊細な雰囲気。
子供の頃、職人さんの仕事を見た時から、ずっとそのような『ものを作る』仕事に憧れがあり、最終的に陶芸家になったそうです。
最初から陶芸家を志していたと言う訳ではなく、いろいろと模索をする中で『作陶する』ことが、1番自分に合うと感じたそう。
釉薬も非常に繊細な色合いで、細やかに気を使い、気の遠くなるような試行錯誤をされているのが感じられる作品たちです。
拠点を移されたり窯の変更があったり、、、。
お話した際は大変そうでしたが、届けていただいた作品は、前と変わらず（前よりも）素敵なお品ばかり。
気になる方はぜひお手にとっていただけると幸いです。
