後藤奈々 Goto Nana
新潟県で制作をされている後藤奈々さん。
子供の頃、職人さんの仕事を見た時から、ずっとそのような『ものを作る』仕事に憧れがあり、最終的に陶芸家になったそうです。
最初から陶芸家を志していたと言う訳ではなく、いろいろと模索をする中で一番作陶することが自分に合うと感じたそう。
後藤奈々さんの、その作品が持つ印象は女性らしさ。着飾るというわけではなく、その存在感がそのように感じさせます。
チタン結晶釉などが使われた陶器は、とても繊細な印象です。
ヴィンテージの北欧食器も好きとのことで、そのような影響も垣間見えます。
作品はどのように作られているんですか?
と、聞いたところ、作品によっては、夢に出てきます(笑)。
と、お話をされていました。
感覚的な事や感性的な事を大事にして制作をされている後藤さんは、料理に合うという事を一番に考え作品を作陶をされています。
釉薬も非常に繊細な色合いで、そのあたり、お話を聞いた際には、とても気を使い、かなり試行錯誤をされているのが垣間見えました。
シンプルながらも印象的な作品は、普段でも特別な食卓でもとても良く合うかと思います。
- 経歴 -
1982年
新潟生まれ
2005年:
京都府立陶工高等技術専門校成形科終了
2008年
新潟に戻り、築窯 現在、クラフトフェアや展示会を中心に活動しています。