齋藤伸絵 Saito Nobue
「手紡ぎを中心にウール、絹、ステンレス線など様々な素材で織りの作品を製作しています」
ホームスパン作家の齋藤伸絵さん。ホームスパンは、家庭『home』で紡がれた 『spun』という意味があり、手で染め、手で紡ぎ、手で織られた、手仕事の温かみを感じることのできるとても贅沢な織物です。
一から選ばれた素材で染め、紡ぎ、織られたマフラーやストールなどは、素材の持っているふっくらとした柔らかさや心地よい繊細さが生かされていて、使う度に織物の良さを感じさせてくれます。
齋藤さんの作品は、素材や季節に合わせた色づかいも綺麗で奥深く、身につける方の上品さや可愛らしさ、知的さといった魅力をそっと引きだしてくれるようにも思います。
新しい色と出会い、新しい自分を発見できることもあるかもしれません。
作品によっては、ご夫婦などで男女兼用で使うことができるのも素敵です。
『使う方の一部になって寄り添う心地の良い作品を心がけています』
季節に合わせ、場所に合わせ、そして今日の気持ちに合わせて、自然と自分の一部になるような齋藤伸絵さんのホームスパンの作品をぜひ身につけていただけたら、と思います。
- 略歴 -
宮城県仙台市生まれ
岩手大学教育学部特設美術科卒業 染織専攻
新潟市在住
1998年:
朝日現代クラフト展 以後2001,'02,'03年同、工芸都市高岡クラフトコンペ 以後'99年同
2002年:
日本クラフト展 以後'03年同
2000年,2002年,2012年:
個展 工芸店すくも(すくも)
2001~2002年:
東京札幌等各地の丸善クラフトコーナーに出品
2001年:
青森のクラフト展 横浜高島屋
2001年,2003年:
個展 杏屋(会津若松)
2004年:
個展 ギャラリー紺(長岡)
2006年:
2人展 はこだて工芸舎(函館)
2005年,2007年,2010年,2013年:
作品展 Fスタイル(新潟)
2009年:
新潟絵屋個展
2011年,2014年:
個展、 エフロクブンノイチ(札幌)
2012年~2015年:
ギャラリー觀(郡山)にて作品展
2001年~2013年:
ゆずりは東京展に出品
2014年:
吉祥寺東急、うつわ萬器北千住店にて3人展
2014年,2015年:
長野松葉屋家具店にて作品展
2015年:
阿佐ヶ谷、ギャラリーcontextにて個展
2016年:
ギャラリーmu-an(長岡)にて個展
雑誌掲載:
「和楽」、「あおもり草紙」 講談社「inspired shapes」等掲載