高塚和則 - 木工房玄 Kotsuka Kazunori - Mokkobo Gen
『木』という物は神様に近い存在だと思っています。それを『かたち』にしていくのが私の仕事です。
木工房玄の高塚和則さんは、栃木県塩谷郡で工房を持ち一つ一つ丁寧な仕事で作品を作られています。
プレートは『はちのす彫り』という彫り方で作られ、使いやすさに加え一つ一つが異なる豊かな表情を持っています。
確かな存在感がありながら圧迫感は感じられません。
使っていくうちに、その使い方や環境によって風合いを増していくのも魅力かと思います。
「木工房玄の『玄』と言う漢字の意味は、少し難しい話になりますが、『絶対的、真理』と、出ていました。」
高塚さんの作品は、それぞれが異なる表情を持つ作品でありながら揺るぎなく、力強い何かを感じさせます。
少しづつ使う方に馴染んでいくその佇まいは、強い愛着を持てるお気に入りの一つになるかと思います。
「その家具が人の為に役立つと思ってもらえるのならば、それで私は木に感謝できるのかなぁ。」
- プロフィール -
木工へのきっかけは、やはり、物を作ることが好きでした。
でも、特別上手かったわけではなく、好きなだけでした。
高校までは毎日サッカー浸けでしたが、進路を決めるとき「職人(物作り)の世界で食べていきたい」と思い、この世界にはいりました。
今、現在は、妻・4人の子供(男3人・女1人)の父として、毎日工房で仕事をしています。
木工房 玄 高塚和則