便利になりすぎる
最近は、「機械が仕事をうばうぞ!」なんて、結構な、怖い事この上ない記事やテレビをよく見かけます。
まさに、戦々恐々とした雰囲気を感じる今日この頃なんですが、
”便利になりすぎる”
と言うのも考えものなのかな。と思ってきています。
ルンバはOK。でも、話し相手になってくれるロボットはちょっと抵抗がありますと。
この例えは、便利とはちょっと違うと思うんですが、自分の居場所がなくなることに対する怖さはとても強くて、誰でも持っている気持ちだとは思っています。
当然、自分もとても怖いですし。
これは個人的な考えなんですけれども、
「でも、なんだかんだ別にさ、どうにかはなるよね。」
と自分は思っています。
ですが、何と言うか、物理的に何かをやっているという事よりも、もっと本質的に、
自分がどんな人間なのか。
何をどう考えているのか。
というのがもっと注目されてくるのかなとは思っています。
作品をつくるという事で言うなれば、どのようなデザインか。ということよりも、モノをつくるにあたって、どんなふうに考えて、どんな想いを込めてつくるか。
どんな想いで作ったかは、見た目には分からないですが、なんとなく感じる事ってよくあると思うんですね。
こういった事がもっと大事になってくるかなと思っています。
写真は、田所照美さんの手豆皿。