非言語は言語よりも強し
私事ながら、自分は結構な多趣味だと思っていて、読書、音楽鑑賞、映画鑑賞などが好きです。
すべてが見事なまでにインドアです…。
でも無類の散歩好きでもあります。
たまにこう、趣味の合う方と話ができる機会があると延々と喋り続けてしまうんですが、その際に、
「あの映画の、あの部分て最高ですよね」
「分かります!!(嬉)」
こんな感じで、趣味嗜好が重なった時に、単純な言葉のやり取り以上のコミュニケーションができたような達成感があるんですよね。
例えばサスペンスドラマが苦手な人に、サスペンスの話を延々としても、中々こうはならないんじゃないかと思います。
これで、ふとある時に思ったんですね。
仕事に限らず、口から発する言葉以上の(言葉じゃない)コミュニケーションができると、非常に強いんじゃないかと。
『それって前提知識があるかないかじゃないの?』
とも思ったんですが、それだけではない気がしています。
当店のスタッフと、作家さんの作品なんかを見ている時に、
これは良い!
と言葉にする前から、バチッとハマる瞬間があるんですよね。
頭からじゃなく、気持ちから来ている感じ。
これは、生まれてきてから、普段の何気ない生活を重ねて、ずーっと積み重ねられているものじゃないかなと思っています。
『あれってあれだよね』
『そうそう。分かるなあ』
こういう抽象的ながら理解し合っているやり取りが一番強いぞ。という気がしています。
それでは、また。
写真は、国立のとてもセンスの良い古道具屋コレノナさんで買った置物。
となりのト○ロに似ている気がするのは自分だけでしょうか…