手紡ぎの刺繍糸から作られたシロツメクサとクローバーの中に、ひとつ四つ葉が入っています。
原毛のあたたかな風合いが優しい印象のブローチです。
ブローチのお話
羊毛を手紡ぎした糸でマフラーやニット、小物を制作しています。
原毛を手洗いし、染色はせずに自然の色味のままで糸を紡いでいます。
織りで少しずつ余ってしまった糸は織物にするには少ない量でした。
そうした糸をブローチの刺繍糸に使っています。
回転式のピン
ピンの留め具(丸い玉の部分)が回転式になっていて、ピンが外れないように固定することが出来ます。
ひとつひとつが箱に入っています
開けた時には、タイトルだけが見えるようになっています。
贈り物の場合など、その言葉からブローチの形を想像しながら開けていただける楽しみも。
手触り質感について
布地はリネン100パーセント。
ごわついた感じはなく、サラサラとした手触りです。
その布地にビーズや糸が縫い付けられ、花を形つくっています。
普段日常で使われることを意識されたのでしょう。糸やビーズはしっかりと縫い付けられていますので、気兼ねなくご使用いただけそうです。
色について
色はイエロー、ネイビー、グリーンの3種類。
それぞれは発色は強くなく、自然な風合いで落ち着いた色合いです。
日々使用していく中で、ふとした時に良さを実感できるような雰囲気です。
縫い付けられた糸も、くすんだような色合いで風合いがあります。
かたちについて
上からみると綺麗な円形です。
お花が縫い付けられた前面は緩やかな球体になっています。
本当に緩やかな球体なので、バッグや衣服につけていただいた際も見えづらくなるなどの心配はありません。
裏側は平面になっていて、艶のある黒いピンがついています。
縫い付けや造りの細部を見ても、とても細やかに制作されている印象です。