山本真郎 Yamamoto Shinro
個性的でありながら、落ち着いた品のある佇まいも見せる山本さんの作品。
芸術的で時にエキゾチックにも感じられる品々は使う側の想像力も刺激してくれます。
山本さんの制作は、灯り取り、花器、器、土鍋など多岐にわたりますが、
独自の世界観を持ちつつ、暮らしに根付く使い勝手の良さを持ちあわせています。そして、細部も非常に丁寧に作られています。
『私にとって作品を作るという事は、
辛く、楽しく、苦しく、嬉しく、とても複雑で、
自分でも捉えがたく、言葉ではうまく説明できないことのように感じます』
個性的なだけではなく、作る過程で様々な思いをもって作られた作品は、
持つ側にとって特別なものとなると思います。
『しかし、出来上がった作品を通して多くの方と出会い、
そこで大切に使われていることを感じた時、とても幸せであり、
次の一歩への原動力となっているようです』
山本さんの感性、そしてその作品を使う人の思いが繋がることで、山本さんは日々新しい作品を作られています。
- 陶歴 -
1968年生まれ
2002年 :
勤めを辞め、神奈川県南足柄市に工房を開く
以降毎年、地元を中心に、湘南や東京で個展、グループ展を開催
個展 :
箱根宮下富士屋ホテル、小田原ヒルトンホテル、ギャラリーモーツァルト(東京)、Artgallery山手(横浜)、カロカロハウス(茅ケ崎)、お堀端画廊(小田原)他
入選等 :
全陶展、神奈川県展