鈴木しのぶ Suzuki Shinobu
益子焼や、年に2度行われる陶器市で有名な益子町のほど近く、栃木県宇都宮市で作陶をされている鈴木しのぶさん。
制作される作品は、とてもシンプルなものから、料理の邪魔をすることのない洗練された絵付けのものまで、器のかたちも含めて多様な印象があります。
「日常の中で心動かされる出来事などを原動に、
日常を大切に過ごし、その中の細やかな機微を見つけて作品に反映させる。
大げさではないけれども華やかさも感じる事のできる作品たちの佇まいは、制作にあたってのそのような姿勢によく現れているように感じられます。
「使い手の方の暮らしに寄り添い、
良い器は、購入する前でも良いと思えるものですが、購入後、すでにある器たちの中にむかえて日々の中で使っていくと、他の器たちとなじみながら、少しづつ当初の印象を変えて、その魅力を増して行くような気がします。
鈴木さんの器たちはそのような作品ばかり。
飽きがこない。
シンプルで華やかさもある。
長くご使用いただけます。
- 経歴 -
1992年:アメリカ アイオワ州ノースウェスタン大学美術専攻卒業
1996年:愛知県立窯業高校技術専門学校 デザイン科修了
1998年:愛知県立瀬戸窯業高等学校 陶芸専攻科卒業
1999年:中米、エルサルヴァドル滞在 陶芸指導(JOCV)
2005年:栃木県宇都宮市にて開窯