sennokoto by Shion Sugawara センノコト - 菅原しおん
東京で制作をされている、菅原しおんさん。
ユーモアが感じられる刺繍があしらわれた、コースターやバッグ等を制作されています。
”一つ一つミシン刺繍で手を動かしながら描いています。”
手で一つ一つ縫われている刺繍は生き生きとして、使う側が楽しくなるような作品ばかりです。
「糸調子などを微妙に調整することで、凹凸のある独特の表情を出しています。」
確かにその凹凸は、独特の表情を生み出していて、無愛想な表情ながらなぜだか憎めなく可愛らしい動物、一方では生き生きとした躍動感のある動物達。どこかの日常をそのまま切り取ったようなカトラリーの刺繍等など。
それぞれが異なった表情や雰囲気などを豊かに表現しています。
「手にとる人が思わずくすっと笑ってしまうような、気持ちをちょっぴり動かす、そんな作品作りをテーマにしています。」
自分が初めて見たときは、本当にくすっとしてしまい、その後、猛烈に興味が湧いてしまいました。
菅原さんは、日常使いできるものを多数制作されているので、日々の生活のちょっとした隙間に、こんなとても気持ちの良いユーモアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 経歴 -
武蔵野美術大学テキスタイル専攻を卒業後、
アパレルでデザインの仕事に就く。
2016年に退職後、
「sennokoto by Shion Sugawara」を立ち上げる。
ミシン刺繍作家として、刺繍作品中心に活動中。