金沢に行ってきました

金沢に行ってきました

こんにちは!hinode スタッフの鈴木です。

北陸新幹線が開通してもうすぐ2年になろうとしていますね。

新幹線開通を機に石川まで足を運んだ人もたくさんいると思います。

「行ってみたいなぁ」と思いつつなかなか行くことができていなかった私、先日ようやく金沢に行ってきました!

金沢といえば、兼六園、21 世紀美術館、近江町市場、東茶屋街あたりでしょうか…。

それぞれの観光スポットがコンパクトにまとまって位置している金沢。

2 日あれば時間が足りなくなることも持て余すこともなく観光できる、週末旅行にぴったりの場所でした。

そんな金沢の有名観光スポット情報はたくさんあるので、その近くで「ここもいい!」と実際に訪ねて思ったスポットを紹介してみようかと思います!

兼六園、21 世紀美術館エリア

初めて金沢を訪ねる人には外せないエリアですね。

21 世紀美術館は昼過ぎに行ったらとにかく混んでいて驚きました…!

兼六園、21世紀美術館エリア

休みの日だとチケットを買う行列は昼前くらいから 3 時くらいまで続くとのこと…。

開演時間か夕方が比較的人も少ないそうです。

このエリアの近くでオススメなのが「鈴木大拙館」です。

鈴木大拙館

鈴木大拙氏とは金沢生まれの仏教哲学者で、禅について英語で本を書き海外に日本の禅文化を広めた人。

鈴木大拙館は「展示空間」「学習空間」「思想空間」の 3 つの棟と、「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」の 3 つの庭で構成されています。

この空間を回遊することで、鈴木大拙氏について学び、知り、考えることができる造りになっているのです。

この説明で「ちょっと難しそう」と思った人(自分もその一人です…)にもオススメできるのは、その独特な建築空間の面白さがあるから。

シンプルでムダのない外観、真っ白な箱のような建物、その建物や空を映しこむ一面の水盤。

この美しい建築は、ニューヨーク近代美術館や葛西臨海公園展望広場などを手がけた、谷口吉生氏の設計です。

土曜日の昼過ぎに訪れましたが、混雑もなく静かにこの空間を楽しむことができました。

大拙氏の言葉に思いを巡らせたり、ただ座って庭を眺めたり…それだけでとても贅沢な時間を過ごした気持ちになれる場所です。

ひがし茶屋街エリア

ひがし茶屋街エリア

茶屋町ならではの景観と軒を連ねるさまざまなお店が、楽しい散策を約束してくれる場所ですね。

このエリアの近くでオススメしたいのが、「HATCHi 金沢」です。

HATCHi 金沢

ビルを改築して作られた宿泊施設で、ドミトリータイプと個室の部屋があります。

今回は、「できる限り外に出ていろんな場所に行きたい」という旅だったので選んだ宿だったのですが、予想以上に素敵なホテルだったのでもうちょっと宿で過ごしたかったなぁと思ったほど。

1階のエントランス奥には、カフェや北陸の食材を使った割烹料理が味わえる空間になっているので宿泊はしなくてもふらっと立ち寄れるスポットです。

そしてもう一つオススメしたいのが「八百萬本舗」です。

八百萬本舗

石川ならではのものが並ぶご当地セレクトショップのこちら。

「ノスタルジックな町屋の土産店ではなく、地元のクリエイターや感度の高い観光客が集い出会うパブリックな町屋を目指します」というコンセプト通り、センスを感じさせる厳選された品々がたくさんありました。

ご当地セレクトショップ

ご存知、石川の伝統工芸「九谷焼」をポップに楽しめる「KUTANI SEAL」のコーナーも。

九谷焼は本来職人が筆で絵を描きますが、あらかじめ印刷された絵柄をシールのように器に貼り付け転写し作る技法もあるんです。

そうした九谷焼作りを体験できるワークショップも開催されていました。

近江町市場エリア

新鮮な海の幸が味わえる近江町市場もとても賑わっていました。

近江町市場エリア

人気の食事処は1、2時間待ちはざらのようですが、待った甲斐もあって美味しい北陸の魚を堪能してきました。

そして近江町市場から歩いて 10 分弱、食後のデザートを食べようと向かった先が「フルーツパーラーむらはた」です。

1階は果物屋さんになっていて、2階が喫茶店となっています。

フルーツをふんだんに使ったパフェが人気のお店で、とくに春のイチゴパフェと7月の白蜜桃のパフェが人気とのこと。

どちらも時期ではなかったので食べることはできませんでしたが、その他にもたくさんの種類のパフェがありました。

フルーツパーラーむらはた

迷った末「プリンパフェ」を。

肩肘張らない懐かしい雰囲気の店内で、見た目も味もすてきなパフェを頬張る…幸せなひと時でした。

そして、このエリアでもう一つ「東出珈琲店」もオススメしたいお店です。

欠点がある豆は 1 つづつ手作業で取り除くハンドピックを行い、浅煎りから深煎りまで約 20 種類の自家焙煎コーヒーが楽しめる「東出珈琲店」。

たまたま通りがかって焙煎機が目に止まり入店したのですが、金沢では有名なお店のようです。

カウンターにはコーヒーブレイク中の市場で働くおじさん方が。

地元に愛される喫茶店という雰囲気がなんとも心地よく、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

地元に愛される喫茶店

コーヒーがおいしいのはもちろん、自家製プリンが想像をはるかに超える美味しさでした。

もし金沢に住んでいたら通いたいお店です。

後から知ったのですが、「ハニー・カフェ・コン・レーチェ」「アイス蜂蜜カフェ・オ・レ」というものもあったようで。

ちょっと想像しがたいコーヒーとハチミツの組み合わせがどんな味だったのか…気になります。

おわりに

独断と偏見で選んだ金沢オススメスポットですが、どれもメインどころの観光地とセットで楽しめるスポットです。

ちょっとの時間を割く価値のあるところばかりなのでぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!